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『私』は気絶している香織を背負って帰ろうとした。

「ふぅ~~、重いなぁ~。」

香織を家まで連れて行ってあげるのかと思ったら、それは違った。『私』は学校を出て近くの駐車場まで向かった。すると、私を着ている男の車がそこにあった・・・・たしか私の住むマンションの近くに止めてあったはずなのに・・・どうして・・・・・

「ふふふ。昨日のうちに移動しておいてよかったぜ。昨日、あそこらへんサツがうろちょろしてたからな。」

どうやら、昨日の夜か早朝なのかわからないが、警察に目をつけられ、私の寝ている間に移動させたらしい。

「まぁ、ここも大して変わんねえか。」

『私』は車の鍵を開け、トランクに香織を乗せた。そして『私』は運転席に乗り、自動車を走らせた。

そして数十分後・・・・・・
ある建物に着いた。それは私をさらったときに連れられた建物であり、男の住処だった。『私』は車を止めてトランクを開ける。香織が未だに気絶している。

その香織を運び出し、その建物の中に入る。そして私が最初にここに来て目が覚めたアノ不気味な部屋に連れられ、手足を縛り、口にはテープを張り身動きできないようにした。それと物置のほうから何やら薬を取り出し、香織の口を無理やりあけて飲ませた。

「ふふふ。これを飲んでしばらく眠っててくれ。」

どうやら睡眠薬だったらしい。それを香織に飲ませた後、再び車に乗り、車を運転した。そして、また別の駐車場に止めた。私の住むマンションから1駅離れたところにある。そこで『私』は車から降りて最寄の駅に向かい、その駅から電車で私の家に帰った。

「ただいまぁ~。」

「あら、おかえりぃ」

母親が出迎えてくれた。

今は午後6時ちょうどである。『私』は家族とともに夕食を食べ、楽しい一時を過ごしていた。

午後9時ごろになり、『私』はお風呂に入ろうとしたとき、電話がかかってきた。友達である工藤亜美からだった。

どうやら香織が家に帰ってきてないことが香織の親から亜美の親へ電話がきたらしい。そりゃ、そうである。女友達に化けて放課後呼び寄せてレイプして中出ししてしまい、それを隠すために男の住処に拘束したのだから。

私を着ているこの男(『私』)はすべての真相を知っているのだ。『私』が今後どうなるのか私はひたすらそれを見ていることしかできなかった。

『私』はその電話連絡を受けて一緒に探すことにした。学校の校門で待ち合わせ、友達数名と一緒に探した。『私』は探すふりをして、ただあちこち歩いてまわっていた。

結局のところ香織は見つからなかった。『私』は影で二ヤリと笑っていた。

翌日・・・・・

香織の両親が警察に報告し、捜索願が出された。
最近、不審車がうろついて誘拐も考えられることから学校は休校となった。

そんな中、『私』も慌てた様子を見せた。

夜、遅く『私』は起きて服に着替える。コートを着て慎重に外に出る。

隣駅の駐車場まで向かい、車の様子を見ると、誰もいなかったので乗ろうとしたとき・・・・

「ちょっと、そこの君!!」

振り向くと警官がいた。『私』は車で猛スピードで走った。

そして、その男の住処についた。『私』は車を止め、中へ入った。香織が拘束されている部屋に入った。香織は睡眠薬により眠っている。

「まだ寝てるのか、まぁ、いいや。お前にも少し協力してもらうぞ。」

『私』はそう言うと、奥の引き出しから薬を持ってきてそれを香織の口に無理やり突っ込んだ。

「ふふふ。これでお前も俺の着ぐるみになったんだ。悪いが少し着替えるぞ。」

そう言うと、『私』は私の身体を脱いだ。そして、その男の新たな着ぐるみとなった『香織の身体』に着替えた。

「あっ、あっ、わたしはかおり。私は香織!」

「ふふっ、成功だ!!」

香織を着た男はそう言い、外に出て車を走らせてどこかに行った。

私は無残にも脱ぎ捨てられて身動きができない。

『早くもとの生活に戻りたい』

私はそう願った。だが、もうほとんど希望を失い、あきらめモードに入っていた。

一方、香織の身体に着替えたその男性は香織の家に近い駐車場で車を降りて香織の家に言った。

ピンポーンッ!!

玄関のドアが開く。

すると、母親が出た。

「か、かおり!!今までどこにいってたの!心配したんだからね!」

「ご、ごめん、ママ!友達の家に泊まってた~」

香織を着たその男は香織の母親にそう言ってなんとかごまかした。警察にも香織が見つかったことで事件は解決した(ように見せかけた)。

そして夜中になり、香織を着た男は外に出て車を走らせた。彼の住処まで行った。住処についた彼はすぐさま琴美のいる(琴美を脱ぎ捨てた)場所まで歩いた。

琴美は身動きが取れないままずっとそこに倒れていた。

「悪かったな。今俺がその中に入って動かしてやるからな。まってろよ。」

「おっと、そのまえに教室の続きしようぜ。」

すると、香織を着た男は股間のところに力をため私のときと同じように分厚い肉棒を出した。そして私の口を無理やり開けてそれを口に突っ込んだ。

『いやああああああ!!』

私はあまりの不快感に心の中で叫び続けた。

「あああんっ、あのときのお返しよ。私も琴美ちゃんのことだ-い好き♪お腹の中に琴美との赤ちゃんがいるんだから大事にしましょうね♪」

「今夜は私がたっくさん、せめてあげる、覚悟しててね♪」

「さぁ、いくわよ、あああああん、はあああああんっ!!」

私はすでに気絶していた。だが、香織を着たその男性は香織の口調で朝まで琴美の身体を弄んだ。

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