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「うくく。魂のありかであるハート(心蔵)を失ってようやく眠りについたようだなw」



倉芳は千春の心臓を台の上に乗せ、それが充分入るくらいの大きさのカプセルの中に保
存した。また彼女はもう目覚めないとわかり拘束具を取り外した。



「さてと俺もこの身体とおさらばだな。おい、秀則。頼んだぞ!」



「ははっ!!」



すると、倉芳は服を脱いで全裸となり少女の隣にあるもうひとつの寝台の上に仰向けに
なり秀則は同様の方法で倉芳の心臓を抜いた。



そしてそれを千春の肉体の心臓部分に置くと皮膚をすり抜けて中に入って行った。
彼女の胸から心臓の鼓動が聞こえ、どうやら心臓が移植されたようだ。



それとともに千春は目を覚ました。
だがニコヤカな可愛らしい表情ではなく怪しく不気味な表情をしていた。



「おお。お目覚めですか。兄貴」



「おうよ(・・・・この感覚は女の子の身体か)」



千春はニヤニヤと怪しい笑みを浮かべて起き上り近くにある姿見で自身の姿を確認した。



そこには清楚で可愛らしい全裸の少女の姿が映し出されていた。