「へぇ~、お嬢さん。鞄の中にチョコレートがあるじゃん。そういえばもうすぐバレン
タインデーだったな。誰か好きな人にでも渡すのかなw」
そこには大きなハート型をした手作りチョコがあった。
「あんたには関係ないでしょ。・・・・・ていうか私の鞄の中身を勝手に見ないでよ」
「おっ、他にも何かあるじゃん。これはチョコを作る材料かなw お礼ってもしかし
てこれのことだったりしてw」
「・・・・・・・・」
「へぇっ~、そうかそうか。そうだったのかw すまないね。監禁しちゃってw だっ
たらこれから俺のためにおいしいチョコを作ってもらおうか。ははははw」
「誰があんたみたいな悪魔なんかに・・・・・・」
「・・・・そう。それは残念だ。おじさん、チョコが大好きなんだけどなぁw まぁ、
いいさ。どうせ作ることになるんだから。くくくw」
・・・・・とそのときだった。
部屋の扉が開き誰かが入ってきた。