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宮岡 朔夫(みやおか さくお)は三流私立大学に通う大学3年生。
髪は金色に染めており人相が悪く不良っぽい外見をしている。
朔夫が在籍している学部・学科は理工系のため女子は全くおらず出会いが全くなかった。
そのため朔夫はやる気が出ず鬱な毎日を送り続けていた。

10月のある日の昼間のこと。
朔夫は履修している講義が終わりボロアパートに帰宅しようとしていた。
「あーあ、毎日毎日やる気でねぇーな。この辺に可愛い女の子でも居ねーかな」

朔夫は辺りを見渡すと冬用セーラー服を身に付けた少女らが歩いているのをチラチラと
見かけた。
この辺には中学校がありちょうど下校途中のようだった。

「おっ、あの子なんて可愛いじゃないか。今日のオナニーのネタはあの子にしようかな
w俺のムスコがビンビンに鳴いてるぜwwwうへへwwww」

朔夫はひとりの少女をニヤニヤと見て囁いた。
その少女は黒髪で何も汚れのない清楚な雰囲気を漂わせていた。

とそのとき道を歩いていると途中で箱を見つけた。
箱の中には男性の精液を連想させるかのような半透明色をしたローションの入った容器
が入っていた。

「ん?なんだこれは?」

朔夫はそれを拾いラベルを見た。
そこには『ムスコカクシ』と記されており説明書も添付されていたのでそれも読んでみた。

それは性別を変化させる薬(男性向け)で薬を女性の身体に塗り付けそれを舐めること
で性別・年齢・身長・体重・美しさなどの身体的特徴がその相手の女性の物と同じにな
るというもの。
持続時間は約2時間で元に戻り少し休憩した後、自分の意思で念じることで再び性別を
変化させることができるということが記されていた。

「お、これはすごい。俺自身が女の子になれるってわけか。なんだか面白そうだな、お
いwww」

朔夫は少なからず女性願望があり女という存在が好きだったためニヤリと笑みを浮かべ
ながらそれを大切そうに持ってアパートのほうへ帰って行った。