香織(大輔)が教室に戻ったあと、
屋上で霞(聡)は外の新鮮な空気にひたりながら、空を見上げ、その場で休んだ。
「ああ~、昨日の夜は俺がんばったなぁ~。あんなにしんどいことになるとは思わなかったぜ。」
昨日・・・・
香織(大輔)を駅で分かれた大輔(聡)は大輔の家に帰った。
大輔の部屋に入ると聡は早速、大輔の身体から抜けた。
「ふっ、男の身体はイマイチ気が引けるな。早いとこ、こいつに似合う
魂見つけて霞ちゃんの・・・・いや、今の俺の身体に戻らないとな。」
聡はそう言いながら空中を浮遊しながら探索を始めた。
聡は空中に浮びながら街で歩いている女性・・・・主に女子高生・・・・
を見るたびに、顔がにやけた。
「うわぁ~、あのコ可愛いなぁ~、今度入って(憑依して)みようかなぁ~。」
そういうことを思いながら大輔の身体に入れる霊を探し始めた。
だが、霊が中々見つからなかった。
「うむ、ここら辺だとあまりいないな。もっと霊がいそうな場所に行ってみるか。」
聡は近辺にあった廃病院に入った。
スゥ~~!!
壁をすり抜け、中へ入った。
「さてと、探してみるか。」
聡は次々と前へ進む。辺りは真っ暗で何も見えないはずなのだが
霊である聡には辺りに何があるのか感知できる。
しばらく進むと階段があった。聡はそこを降りると何かを感知した。
「ん・・・・だれかいるな。そこにいるのはだれだ!!」
聡は言った。
すると・・・・
聡は階段の端のところに誰かが座っているのが確認できた。
「お・・・おい・・・お前・・・・」
聡がそこにいる霊に言った。
すると、その霊は振り向いた。
「え・・・・だ・・・・だれ?」
その霊は少女だった。10歳くらいだろうか。
とても可愛らしかった。
「お前、一人か。」
聡はその霊に言った。
「うん・・・ずっとパパとママを待ってるの。」
「それはいつからだ。」
「・・・・わからない。でもずっと、ここで待ってる。」
「そっかぁ~。大変だな。・・・・・俺は急ぎの用事があるから、じゃあな。」
「うん・・・・」
ドーン!!
そのとき・・・・・
床から爆発音がした。
そして大きな罵声が聞こえるともに床から何かが現れた。
「ごぉおおおおおおおんん!!」
姿を見ると、それは怪物だった。
体長が5メートルくらいあり、全身が腕や足、顔、腹のいたるところに人や獣の骸骨が刻まれていた。
その怪物は少女に目を付けると、とっさにその少女を捕まえた。
「きゃー!!助けてぇー!!」
悲鳴を上げる少女。
「ああっ、そのコから手を放せ!!」
やむを得ず聡はその怪物に向かって体当たりをした。
だが・・・・その怪物の外皮が硬く、聡にダメージを負ってしまった。
「ぐはっ・・・・・」
怪物が少女を食べようとする・・・・・・
「きゃー!!!」
そのとき・・・・・
ボオオオオオオ!!!
怪物に向かって炎が放たれた。
「グオオオオオオオオッ!!!」
焼け焦げて徐々に消滅していく怪物・・・・・
聡は何が起こったのかよくわからなかったが、とっさに少女を抱えて助けた。
【やれやれ。無事のようだな。】
男の声が聞こえた。
姿を見るとそれは・・・・・。
怪物に火炎を放った男とはいったい・・・・・・次回へつづく・・・・。
※脱線してしまいました。申し訳ございません。
屋上で霞(聡)は外の新鮮な空気にひたりながら、空を見上げ、その場で休んだ。
「ああ~、昨日の夜は俺がんばったなぁ~。あんなにしんどいことになるとは思わなかったぜ。」
昨日・・・・
香織(大輔)を駅で分かれた大輔(聡)は大輔の家に帰った。
大輔の部屋に入ると聡は早速、大輔の身体から抜けた。
「ふっ、男の身体はイマイチ気が引けるな。早いとこ、こいつに似合う
魂見つけて霞ちゃんの・・・・いや、今の俺の身体に戻らないとな。」
聡はそう言いながら空中を浮遊しながら探索を始めた。
聡は空中に浮びながら街で歩いている女性・・・・主に女子高生・・・・
を見るたびに、顔がにやけた。
「うわぁ~、あのコ可愛いなぁ~、今度入って(憑依して)みようかなぁ~。」
そういうことを思いながら大輔の身体に入れる霊を探し始めた。
だが、霊が中々見つからなかった。
「うむ、ここら辺だとあまりいないな。もっと霊がいそうな場所に行ってみるか。」
聡は近辺にあった廃病院に入った。
スゥ~~!!
壁をすり抜け、中へ入った。
「さてと、探してみるか。」
聡は次々と前へ進む。辺りは真っ暗で何も見えないはずなのだが
霊である聡には辺りに何があるのか感知できる。
しばらく進むと階段があった。聡はそこを降りると何かを感知した。
「ん・・・・だれかいるな。そこにいるのはだれだ!!」
聡は言った。
すると・・・・
聡は階段の端のところに誰かが座っているのが確認できた。
「お・・・おい・・・お前・・・・」
聡がそこにいる霊に言った。
すると、その霊は振り向いた。
「え・・・・だ・・・・だれ?」
その霊は少女だった。10歳くらいだろうか。
とても可愛らしかった。
「お前、一人か。」
聡はその霊に言った。
「うん・・・ずっとパパとママを待ってるの。」
「それはいつからだ。」
「・・・・わからない。でもずっと、ここで待ってる。」
「そっかぁ~。大変だな。・・・・・俺は急ぎの用事があるから、じゃあな。」
「うん・・・・」
ドーン!!
そのとき・・・・・
床から爆発音がした。
そして大きな罵声が聞こえるともに床から何かが現れた。
「ごぉおおおおおおおんん!!」
姿を見ると、それは怪物だった。
体長が5メートルくらいあり、全身が腕や足、顔、腹のいたるところに人や獣の骸骨が刻まれていた。
その怪物は少女に目を付けると、とっさにその少女を捕まえた。
「きゃー!!助けてぇー!!」
悲鳴を上げる少女。
「ああっ、そのコから手を放せ!!」
やむを得ず聡はその怪物に向かって体当たりをした。
だが・・・・その怪物の外皮が硬く、聡にダメージを負ってしまった。
「ぐはっ・・・・・」
怪物が少女を食べようとする・・・・・・
「きゃー!!!」
そのとき・・・・・
ボオオオオオオ!!!
怪物に向かって炎が放たれた。
「グオオオオオオオオッ!!!」
焼け焦げて徐々に消滅していく怪物・・・・・
聡は何が起こったのかよくわからなかったが、とっさに少女を抱えて助けた。
【やれやれ。無事のようだな。】
男の声が聞こえた。
姿を見るとそれは・・・・・。
怪物に火炎を放った男とはいったい・・・・・・次回へつづく・・・・。
※脱線してしまいました。申し訳ございません。